秋のお祭りが 終わりました。
わが家の息子たちも この神輿をかつぐために 戻ってきました。
年々地域の子供や、若者の数が減っていき、右に、左に蛇行しながら練り歩く
神輿。
それでもこの地域の人々は、今年の豊作に感謝し、安全を祈る。
外に出ている若者もこの日のために帰郷する。
毎年、来年の祭りを約束して、それぞれの家に帰っていく。
私の故郷もこの時期が祭りである。
小さな村だったので神輿もなかったような。
これからおとずれるであろう厳しい冬を前に 覚悟を決めていた。
住みつづける覚悟。再確認のための祭りなのだろうか。
近頃は、私の故郷池田町が よくテレビにでてくる。あれもない、これもないと思って出てきた町は、住み続ける覚悟を問うてきていたのだ。
複雑の気持ちで、テレビをみている。
琴引浜 女将の丸ちゃんより
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